髪はなぜ細くなるの?細くなってきた髪はもう元には戻らないの?これは男性女性年齢問わず頂くご質問です。
薄毛や細毛の悩みを解消したい方。これからの予防対策として考えている方。髪を太くする効果的な対策などをお伝えします。
今薄毛でお悩みの方の参考になると嬉しいです。
髪を太くしたい20代男性T様発毛コーススタート
本日から発毛コースをスタートした20代AGA男性型脱毛症のT君の頭皮とお悩みをご紹介します。
気になりだしたのは約2年前~ その悩みは深刻ではなかったそうですが、お母さんの方がT君の髪が気になり始め、このままでは将来もっと髪が薄くなるんじゃないかと心配されて、お母様の強いご希望でT君のお試し体験がはじまりました。
髪についてのお話をしたあと、いよいよマイクロスコープで頭皮チェックです。ドキドキです。
洗浄前の頭頂部
本来は毛穴から元気な髪が3~4本生えているのですが、1本の箇所や、2本の髪が目立ちます。太い髪と細い髪が混在しています。少し乾燥気味で皮脂も多い方です。
洗浄後の頭頂部
洗浄後の頭頂部
元気な髪もありますが、ひょろひょろ細い髪も発見できました。
上から見た頭頂部
一見なんとなく薄いかな?でも気にするレベルではないんじゃない?と感じるかもしれませんが、マイクロスコープで頭皮を見ると毛穴から1本~2本の髪が多いので、気にして欲しいレベルです。
Tさんの今まで
学生の頃は坊主で野球に打ち込んでいたそうです。
中学高校と坊主だったので髪の事は気にならなかったそうですが、大学生になって髪を伸ばし始めると、ある日枕にかなりの抜け毛があったそうです。今から思えば受験勉強のストレスかな・・・との事でした。
そこから髪を気になるようになり、友達と比べてつむじの透け感を感じるようになったそうです。
一番頭皮の透け感を感じるのは「濡れた時」帽子を被って汗をかいて髪が濡れた時は髪がぺちゃんこになって頭皮が透けている・・・・
お母様は息子さんの将来の事が気になって、絶対早いうちに何とかした方がいいよ。と言う事でご来店いただきました。
あまり乗り気じゃなかったT君もマイクロスコープの頭皮を見て、かなりショックだったようですが、じゃあここからどうしたらいいのか!前向きに思考が変わるのも早かったんです~。
お母様によると、いつも「水」を飲まないT君ですが今朝は「お水」を買って大学に行くって出てご自宅を出られたそうです。
昨日のカウンセリングの時には「お水は飲めないっす」と言っていたT君!ヤル気スイッチが入りましたね。これから一緒に頑張りましょう!
これからのTさんのメニュー
やる気スイッチが入ったT君の1ヶ月のメニューです。慣れてきたら色々追加していきますよ。
*お水を1日1,5ℓ飲めるのが目標です。とりあえず500mlから始めましょう
*ジュースは控える
*朝ごはんの菓子パンを玄米パンなどに変えてみる。ゆで卵をプラスしてタンパク質を摂るのもいいです。又は和食でお味噌汁、納豆、など発酵食品を食べる
*シャワーだけではなく湯舟にも浸かる
*ウオーキングやジョギングなど時間を決めて運動をする
季節に応じてまだまだ追加する事がでてきますが、ひとまずこのメニューで1ヶ月取り組んでみましょう。
髪は何故細くなるの?太くする方法
このように感じている方はいませんか?
・最近髪のボリュームがなくなってきた。ハリコシが減った。
・昔よりも明らかに髪の太さが細くなっている
上記のようなケースに当てはまる髪質の場合、毛根までしっかりと栄養分が届いていない事が考えられます。
一度細くなってしまった髪の毛を元の状態に戻すことはできるのでしょうか?
丈夫な髪の毛を作るためにどんな事をしたらよいのかをご説明します。
一般的な髪の太さ
個人差はあるものの、日本人の髪の太さは0.07mm~0.15mmのであると言われています。
0.1mmを超える太さになると、一般的に太い髪の毛と言われています。また年齢によって髪の毛の太さは細くなっていきます。
男性と女性とでも髪の毛の太さを維持することができる年齢も異なります。
男性の場合
20代をピークにAGAなども併発することで急に髪質が細くなるケースがあります。
女性の場合
30代中盤を境に緩やかに細くなっていきます。
最近では20代で髪質が細く感じる、白髪も増えると言ったお悩みが増え、薄毛外来などに相談する件数が増加傾向にあるそうです。
髪が細くなる原因
若い頃は剛毛だったのに・・・・。若い頃はカットに行っても髪の量が少なく見えるような髪型にしていたのに・・・・などなどお客様からも若い頃は、こうだったのに・・・と髪のお話をよく聞きます。私も若い頃は髪が太いのが悩みでしたが、あの頃のような元気な髪はもう戻れないのかな・・・と感じた事もありましたね~。髪の太さが維持できなくなるのには、人それぞれ異なりますが、何かしらの原因があります。
普段の何気ない生活や行動が原因で髪の毛が細くなりやすくなってしまっている可能性が考えられます。まずは、髪が細くなる原因です。
栄養不足
亜鉛、鉄分、ビタミンB群、タンパク質などの栄養素が不足すると髪を作り出す体のプロセスが正常に機能しなくなるからです。髪の毛は主にタンパク質で構成さえています。栄養素が不足すると髪を育てるための原材料やエネルギーが不足し、髪が弱く細くなります。
特に栄養不足になりやすい生活習慣
・ファストフードや加工食品中心の生活で偏った食生活
・アルコール多量摂取やカフェイン過剰摂取
・夜更かしなどによる睡眠不足
ホルモンの変化
女性ホルモンエストロゲンの低下
女性ホルモンであるエステトロゲンは髪の成長を促進し、髪を太く健康に保つ役割があります。
閉経や加齢によりエストロゲンが減少すると髪の成長が遅くなし、髪が細くなります。エストロゲンが減少する事で、毛母細胞の活動が弱まり髪の質も低下します。
妊娠中はエストロゲンの分泌が増加し、出産後に急激にエストロゲンが減少すると、髪が細くなり一時的に抜け毛が増える事もあります(産後脱毛)
男性型脱毛症AGA
AGAが原因で髪の太さが変わってしまうことがあります。AGAによる髪質の変化には、特徴があり、「頭頂部から前頭部の髪質が後頭部や側頭部と比較して柔らかくなっている・細くなっている」ことが挙げられています。
AGAというのは、最近では聞き馴染みがある言葉となりましたが、男性ホルモン(ジヒドロテストロン)の働きが原因で薄毛となる疾患となります。日本人の男性、3人に1人は、AGA(男性型脱毛症)を発症していると言われています。
AGAになると、髪の毛が十分に成長(太くなる・長くなる)前に、毛乳頭細胞にジヒドロテストロンが結合することで、成長抑制因子を分泌させ、髪の毛の成長を止めてしまいます。そのため、まだ未熟な状態の髪の毛が抜け落ちてしまうのです。
老化
年齢を重ねるにつれ、髪が細くなったり、柔らかくなり、ハリコシ艶がなくなる事で悩むようになります。
これは老化によって細胞の働きが低下することによる可能性が考えられます。老化と共に、髪の毛を作り出す毛母細胞の働きも低下します。毛母細胞による生産力が低下するということは、しっかり太さや長さがある髪の毛を作り出すことが難しくなります。
さらに、年齢を重ねるごとに、毛根まで栄養を届ける働きの毛細血管が細くなったり、短くなったりします。その結果、十分な栄養分が毛根まで補給されず栄養不足状態となり、細くなるのです。
毛染めやパーマ
髪の毛は、キューティクルという強いタンパク質で何層もコーティングすることによってツヤ・ハリそして太さを維持しています。ヘアカラーやパーマは、強いの薬剤を髪の毛に塗布することで、髪を保護しているキューティクルを開き、髪の内側に色を入れたり形を変えたりします。
そのため、どうしても髪に対するダメージを避けることはできません。このカラーやパーマを繰り返してしまうとキューティクルが開きやすくなってしまい、髪の毛の水分量を維持することが難しくなります。その結果、切れ毛やキューティクルの枚数自体が減ってしまい細毛の原因につながるのです。
キューティクルが剥がれた髪の毛をマイクロスコープを見た画像となります。このようにバリア機能が破綻する子によって切れ毛などにも繋がります。
髪質が気になるようでしたら、カラーやパーマを行うとしても、比較的ダメージが少ないヘアマニュキュアやヘナカラーなどで極力髪への負担を軽減することをお勧めします。
髪はなぜ細くなるの?太くする方法と対策
髪を太くするための生活習慣やヘアケア、食事などをご紹介します。
バランスの良い食事を摂る
血管から髪の合成に必要な栄養分を毛根で組み上げることで初めて健やかな髪の毛となります。そのため、食生活を見直してより良い栄養を摂取することが必要となります。そのためバランスのとれた食事をまず取ることを先決としましょう。
髪を太くしたい!と感じているかたには積極的に摂って頂きたい栄養素です。
- タンパク質
髪はケラチンというタンパク質でできているため、肉、魚、大豆製品、卵などのタンパク質をしっかり摂りましょう。 - 亜鉛
亜鉛は細胞の成長や修復に必要で、牡蠣、牛肉、ナッツ類に多く含まれます。 - ビタミンB群
(特にビオチン): ビオチンは髪の強さと厚さを保つのに重要です。卵黄、ナッツ、豆類に多く含まれます。 - オメガ3脂肪酸
魚(特にサーモン)アボカド、クルミなどに含まれるオメガ3は、髪に艶を与え健康な髪の維持をサポートします。
普段の献立を考える時に、これらの食材を積極的に組み入れることを意識してみて下さいね。
十分な睡眠
髪の成長を促進する成長ホルモンは時に睡眠中に分泌されますので、質の良い睡眠を取る事で健康な髪を維持できます。7時間~8時間は睡眠に時間を使う事をお勧めします。
ストレス
過度なストレスはホルモンバランスを乱し、髪にも健康にも悪影響を与えます。ストレスを軽減するためにリラクゼーションや運動、リラックスできる環境を作る事も良いです。
シャンプーやトリートメントを見直してみましょう
良質なシャンプーを使用することで、髪のキューティクルの保護や太さを保つことに貢献します。シャンプーには、高級アルコール系、石鹸系、アミノ酸系の大きく3つに分類されています。高級アルコール系や石鹸系は、洗浄力が強すぎたり、皮脂を取りすぎてしまう傾向があります。
そのため、比較的刺激が少ない、アミノ酸系シャンプーを使用することをお勧めします。
アミノ酸系シャンプーの選び方は、裏面の成分表に「ココイル〇〇」や「ラウロイル〇〇」と明記されたシャンプーとなります。太い健康的な髪の毛を維持したいと思われる方は、ラベルでシャンプーを選ぶのではなく、裏面の成分表までしっかりと確認した上で選択するようにしましょうね。
今回は、髪の毛が細くなる原因とともに、太くする方法についてご紹介しました。まずは、お伝えした原因が自分に当てはまるか確認した上で、しっかりと自宅でできる対策から始めてみてください。
また、毛質の変化だけでなく、毛量まで少なくなったと感じた場合は、早めに対策をする必要があります。その際は一人で抱え込まずに、まずは専門家に相談することをお勧めします。自分の状態にあう診断を頂けますし、悩みを解決する最も近道となります。
まとめ
髪がなぜ細くなるのか?年齢や男女によっても違っている事が見えてきましたね。それだけではなく、生活習慣なども大きく影響しています。特に食生活は毎日行われる1日の行事です。体に良い食品を摂る事がとても重要だとお分かり頂けたのではないでしょうか。髪は体の一部なので健康な体作りが元気で太い髪を育てる事に繋がります。
是非あなたも今日から出来る事を試してみてください。
私事
私はこの仕事を始めるまでは、普通に美容室で髪を染めていました。でもですね、振り返って見てみると、毛染めの時に凄く頭皮が染みる時もありました。それから美容室で毛染めをすると、頭皮湿疹ができていたんです。
カラーリング剤に含まれる化学物質の刺激の強さによるものでした。
今ではちょっと怖くて、毛染めをしたいとは思わなくなりました。
その代わりにヘナで白髪を染めています。ただ染めるだけではなく、とてもリラックスできて、睡眠の質も上がったと感じています。勿論かみもツヤとハリコシUPしています。もう元には戻れない~って言う感じでヘナファンです。ほんとに。
頭皮に炎症がや吹き出物がある方、ギトギト頭皮の方などにも!ヘナは頭皮のデトックス作用があるので頭痛持ちの方にもおすすめです。
ちなみに私の母はヘナ染めをすると直ぐに眠くなって「まだ終わへんのかな~?」って良く言われてました。恐るべしリラック効果。
今髪の悩みを抱えている方は、是非発毛技能士の私にご相談ください。
まずはお試し体験から始めてみませんか?
お気軽にご相談ください。ご連絡お待ちしています。