梅雨の抜け毛予防対策!湿気が多くなる梅雨時期に潜む体と髪を整える方法をお伝えします。内容はストレスや冷えに関してもご紹介しています。今髪の悩みを抱えている方の参考になると嬉しいです。
梅雨の抜け毛予防

毎年、梅雨の時期になると「何だか髪が抜ける気がする」「湿気で髪が広がって憂鬱・・・」と言う声をよく耳にします。私自身も以前は雨が続く梅雨の季節がとにかく苦手で、鏡を見る度に何だか気分が乗らない感じでした。
調べてみたら、ちゃんと理由があるんです。
梅雨は「髪と心にストレスがかかる時期」放っておくと、抜け毛や頭皮トラブルの原因になりかねません。そんなジメジメ季節に負けないように!髪と体の両面からできる梅雨の抜け毛予防方法を私の経験も交えながらご紹介します。
【目次】
1 梅雨に抜け毛が増える理由とは
1-1 髪、頭皮への影響
1-2 体の内側の影響
2 髪と頭皮のためにできる外側からのケア
2-1正しいシャンプーのコツ
2-2ドライヤーは鉄則
2-3紫外線対策
2-4頭皮の保湿
3 体の内側からのケア(血流とホルモンを整える)
3-1体を冷やさない生活を意識
3-2髪の材料を意識した食事
3-3睡眠の質をあげる
4 梅雨時期のよくある質問(Q&A)
5 梅雨を「髪と自分を整える時間」に
梅雨に抜け毛が増える理由とは

「なぜ梅雨に抜け毛が増えるのか?」その理由を知れば、髪を守るヒントが見えてきます。
梅雨になると髪がまとまりにくくなったり、頭皮がムズムズしたりと、何となく不調を感じる人が多いですよね。実はこの時期は、湿気や気温の変化に加え、皮脂の分泌やストレス、生活リズムの乱れなどが重なって、髪や頭皮にとってはかなり過酷な環境になるのです。
そして抜け毛の増加・・・と言う形で表れる事も。
でも心配はいりません。なぜ梅雨に髪が影響を受けやすいのか、その原因を知れば頭皮ケアや生活習慣の見直しなど、今すぐ始めれる対策が見えてきます。
髪・頭皮への影響

* 湿度による蒸れと雑菌の繁殖
高湿度の環境では頭皮が蒸れやすく、雑菌やカビが繁殖。炎症や皮脂バランスの乱れを引き起こし、抜け毛の原因に。
* 皮脂の過剰分泌と毛穴詰まり
ジメジメして汗をかくと、頭皮の皮脂も増加。毛穴が詰まりやすく、髪の成長を妨げます。
* 紫外線の影響も意外と大きい
梅雨の曇り空でも紫外線は降り注いでいます。頭皮が日焼けすると、乾燥や酸化ストレスを受けて毛根が弱ってしまいます。
体の内側への影響

体の内側への影響
* 日照不足によるホルモンバランスの乱れ
太陽の光を浴びる時間が減ることで「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンが不足し、自律神経が乱れやすくなります。ホルモンのバランスが崩れると、髪の成長にも影響します。
* 気圧の変化による体調不良
梅雨の気圧変動は体にとってストレス。倦怠感や頭痛、不眠などの不調が続くことで、髪にも悪影響が出てきます。
* 冷えによる血流低下
意外と多いのが「夏冷え」。冷房や冷たい飲み物で内臓が冷え、血流が悪化。頭皮に栄養が届かなくなり、髪が細く弱くなっていきます。
髪と頭皮のためにできる外側からのケア
私も以前は、梅雨時期になると頭皮に痒みがあった時期が出る事があったんです。その時はシャンプーとドライヤーくらいしか意識していませんでした。それが普通だとも思っていたんです。でも、梅雨時期はちょっとの手間が後の美髪を左右します。
正しいシャンプーのコツ

* 洗浄力が強すぎないアミノ酸系シャンプーを選ぶ
アミノ酸系は頭皮に必要なうるおいを残しながら汚れを落としてくれるので、乾燥や刺激を抑えることができます。梅雨のベタつきにも優しく対応してくれるんです。
* 頭皮は“こすらず、揉むように”洗う
ゴシゴシ洗いは頭皮に傷をつけたり、必要以上に皮脂を取りすぎてしまう原因になります。指の腹で揉みほぐすように洗うことで、血行も促進されて、健やかな頭皮づくりにつながります。
* 洗い流しはしっかり時間をかけましょう
意外と多いのが“すすぎ残し”。シャンプー剤や汚れが残ると、それが刺激になってかゆみや炎症の原因になることも。少なくとも1〜2分はしっかりすすぐことが大切です。
この3つを心がけるようになってから、梅雨時に感じていた頭皮のかゆみや不快感がかなり軽減されました。やっぱり正しいケアをすることで頭皮環境はきちんと応えてくれるんだなと実感しています。
ドライヤーは「直ぐに・しっかり」が鉄則

お風呂上がりのドライヤーにもひと工夫。
* ドライヤーは「すぐに・しっかり」が鉄則
濡れたままの頭皮を放置していると、雑菌が繁殖しやすくなり、かゆみやニオイ、さらには抜け毛の原因にもつながります。お風呂から出たら、なるべく早く頭皮から乾かすことが大切です。
* 仕上げは冷風で、髪も頭皮も快適に
熱風だけで仕上げると、髪が乾燥しすぎたり、広がりやすくなることも。最後に冷風を当てることでキューティクルが引き締まり、髪のまとまりやツヤが出やすくなります。
こうした小さな積み重ねが、梅雨時の髪と頭皮を健やかに保つポイントになります。習慣にしてしまえば手間にも感じませんし、私はこの方法で頭皮のベタつきやかゆみに悩むことがぐっと減りました。
紫外線対策は「曇りの日」も忘れずに

意外と見落としがちなのが、紫外線による頭皮ダメージです。
* 紫外線対策は“曇りの日”も忘れずに
→晴れた日だけが紫外線の強い日、というわけではありません。実は曇り空でも紫外線はしっかり地上に届いており、髪や頭皮にも影響を与えています。紫外線を浴びすぎると、頭皮が乾燥してバリア機能が低下し、炎症や抜け毛の原因になることも。
私の場合は日焼止めクリームと、飲む日焼け止めを1年中使っています。外出時は帽子、日傘、サングラスは必須アイテムです。
頭皮にも保湿ケアを!
「皮脂が多い=うるおっている」と思いがちですが、実はその逆で、皮脂が過剰に出ている人ほど“内部が乾いている”=インナードライ状態になっていることもあります。この状態が続くと、かゆみやフケ、抜け毛の原因になってしまうことも。
そんなときにおすすめなのが、頭皮専用のローションやミストタイプの保湿剤。
グリチルリチン酸やヒアルロン酸が配合されたスプレータイプの物など。お風呂上がりや朝のスタイリング前に頭皮にシュッと吹きかけるだけで、かゆみや乾燥がぐっと減り、快適に過ごせるようになります。
体の内側からのケア(血流とホルモンを整える)
梅雨の抜け毛は、外からの刺激だけでなく体調の乱れとも密接に関わっています。
体を冷やさない生活を意識しよう

体を冷やさない生活を意識
体が冷えると血流が悪くなり、頭皮にも十分な栄養が届きにくくなります。また、冷えはホルモンバランスの乱れや自律神経の不調にもつながりやすく、髪にも肌にも悪影響を与えます。
私が取り入れている冷え対策はこんな感じです。
* 冷たい飲み物は控えめにし、なるべく常温か温かい飲み物を選ぶ。
* 毎晩お風呂で10分以上ゆっくり湯船につかることで体の深部を温める。
* 寝るときやリラックスタイムにはレッグウオーマーや腹巻きで「内臓冷え」を防ぐ
私の娘もこの習慣を始めてから、生理の周期や肌荒れが落ち着いてきたように感じているようです。「冷えってこんなに影響してたんだな」と実感しているそうです。
髪の材料を意識した食事

私たちの髪は、日々の食事から作られています。中でも意識したいのは、以下のような栄養素です タンパク質(卵・豆腐・鶏むね肉など):髪の主成分「ケラチン」の元
・ 亜鉛(牡蠣・ナッツ・玄米):髪の合成をサポート
・ ビタミンB群(豚肉・納豆・バナナ):頭皮の代謝を助ける
・ 鉄分(レバー・ひじき・赤身肉):血流を改善し、毛根に酸素と栄養を届ける
栄養バランスが偏りがちなお客様も朝食にゆで卵と味噌汁、昼は納豆ご飯、夜は鶏肉と野菜炒めなど、ちょっと意識するだけで体の調子も髪の状態も変わってきたと感じて頂けています。
睡眠の質を上げる

髪の成長にとって、睡眠の質は非常に重要です。特に寝入りの最初の90分が、成長ホルモンが最も分泌される“ゴールデンタイム”と言われています。この時間にしっかり深い睡眠をとることが、髪の健康にも良い影響を与えるんです。
夜のスマホ使用を控えて アロマや音楽でリラックスするようになった事で、寝つきが良くなり、朝の目覚めもスッキリ感じるようになったと言う声も多く頂いています。こうしたリラックス法で、質の高い睡眠が取れて髪にも良い影響を与えましょう。
梅雨時期のよくある質問(Q&A)

①梅雨の広がり・うねりはどうすればいい?
梅雨の時期、髪が湿気を吸ってしまうことで、髪の内部の水分バランスが崩れ、広がりやうねりが気になりやすくなります。この時期は髪が余分な水分を吸収しやすいため、特にまとまりにくくなるんですよね。
・ 自家製のヘアケアオイル
自然派の方法として、ココナッツオイルやアルガンオイル、ホホバオイルを少量使うのも効果的です。これらは天然のオイルで、髪に自然なツヤを与え、広がりやうねりを抑える役割を果たします。使う量は少量で、髪の先端や広がりやすい部分に軽くなじませる程度でOKです。
・ アロエベラジェル
アロエベラは自然の保湿成分が豊富で、髪の保湿やうねりを防ぐのに優れた成分です。アロエベラの純粋なジェルを髪に少量使うことで、軽い保湿効果を得られますし、広がりも抑えられます。無添加のものを選んで使うと安心です。
・ シンプルなヘアパック
ヨーグルトやはちみつを使った自然派のヘアパックもおすすめです。これらは髪に栄養を与え、広がりを抑えるのに効果的です。ヨーグルトは髪を滑らかにし、はちみつは自然な保湿効果を提供します。髪に塗布して15分程度置いてから洗い流すだけで、しっとりとした仕上がりに。
これらの方法は、すべて添加物がなく、自然な成分だけで髪のケアをすることができます。ご自分に合ったものを見つけて、梅雨の時期でも髪がうねらず、広がりにくい状態をキープできますよ。
②シャンプーは朝と夜の2回してもいい?
基本的に、夜1回のシャンプーがベストです。夜にしっかり洗髪することで、1日の間にたまった皮脂や汚れを落とし、頭皮をリフレッシュできます。特に、睡眠中に分泌される皮脂や汗をしっかり洗い流すことが、健康な髪の成長に大切です。
ただし、どうしても朝の汗や皮脂が気になる場合、以下のように対応できます。
・お湯だけで洗う
朝、髪がべたつくのが気になる場合、お湯で軽く洗うだけでも十分です。お湯で髪をすすぐことで、夜の間に分泌された皮脂を取り除けるので、余計な洗浄成分を使わずに髪をリフレッシュできます。
・ 低刺激シャンプーを使う
もしどうしてもシャンプーしたい場合は、低刺激のシャンプーを選ぶと良いでしょう。頭皮に優しい成分で、毎日の洗髪でも乾燥や刺激を避けることができます。
③湿気で頭皮がかゆい!どうしたらいい?
湿気で頭皮がかゆい時、洗いすぎが原因のこともあります。頭皮を清潔に保つのは大事ですが、洗浄力が強すぎるシャンプーを使っていると、皮脂を取りすぎて乾燥し、逆にかゆみが出やすくなります。
おすすめの対策としては、まず洗浄力が優しいアミノ酸系シャンプーを選びましょう。頭皮に優しい成分のものを選んで、しっかりすすぐことが大切です。
また、頭皮の保湿も重要です。湿気が多い時期でも、頭皮用の保湿ローションを取り入れることで、乾燥を防ぎ、かゆみを軽減することができます。
④ストレスが抜け毛に関係するって本当?
はい、本当です!ストレスは、ホルモンバランスや血流に影響を与え、髪の成長サイクルに悪影響を及ぼすことがあります。特に、ストレスが続くと、脱毛症の原因となる「休止期脱毛」を引き起こすことがあるんです。
ストレスを軽減する方法としては、軽い運動や瞑想、リラックスできる時間を作ることが効果的です。湯船にゆっくりつかることも、体と心をリラックスさせるための良い方法です。ストレス管理を意識して、髪の健康を守っていきましょう!
梅雨を「髪と自分を整える時間」に

正直なところ、私も昔は「梅雨=ジメジメして嫌な季節」と感じていました。湿気や雨で髪が広がったり、湿気で不安定な体調に悩まされたりして、「どうにか乗り切るしかない」という気持ちで過ごしていたこともあります。
でも今は、この梅雨の時期を「髪とか体を見直す大切なタイミング」として捉えるようになりました。
季節の変わり目こそ、自分の体と向き合う絶好のチャンスです。特に梅雨の時期は湿度が高いため、髪のコンディションが崩れやすいですが、だからこそ、丁寧にケアをすることで変化を実感しやすくなります。髪の毛は、日々の積み重ねで少しずつ変わっていくもの。今の自分の髪がどういう状態かを見極め、必要なケアを取り入れることが大切です。
例えば、湿気で髪が広がったりうねったりする場合、保湿のためのトリートメントを見直してみると効果的です。また、髪の毛が細くなってきた、抜け毛が気になるという場合は、髪に栄養を与えるサプリメントや食事の見直しも有効です。
私自身、特に梅雨の時期は、ヘアケアを一歩踏み込んで見直すことで、髪のツヤが戻ったり、抜け毛が減ったりする小さな変化を感じてきました。
これらの小さな変化が積み重なることで、自信に繋がると思います。「今年の梅雨こそ、髪を丁寧にケアして心地よく過ごしたい」と思う方には、まさにぴったりのタイミングだと思います。
また、梅雨の時期は湿気で体調も崩しやすい季節です。気圧の変化や湿度の影響で、だるさや疲れを感じやすいかもしれませんが、無理せず自分の体と相談しながらケアをしていくことが大切です。普段の生活の中で、少し意識を向けてみると、体も髪も変化を感じられるかもしれません。
今年の梅雨は、「ちょっと頑張ってみる」季節にしてみてはいかがでしょうか。
日々のケアが自分を変えていく。そんな積み重ねが、髪と体に嬉しい結果をもたらしてくれると私は思います。
今回は梅雨の抜け毛予防対策!湿気が多くなる梅雨時期に潜む体と髪を整える方法をお伝えしました。参考になりましたでしょうか。ご質問などございましたら いつでもご連絡ください。
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