女性の薄毛とホルモンの関係

スーパースカルプ発毛センター 川西池田店 発毛技能士の佐々木彩子です!

女性と薄毛・・・・。それって何が影響しているの?薄くなった髪は本当に生えてくるの?
今回は女性と薄毛とホルモンについて発毛技能士であり女性の立場としてお伝えしてきます。今髪の悩みをもたれている方の参考になると嬉しいです。

女性の薄毛について

頭皮改善

年齢を重ねるにつれて、「最近、髪のボリュームが減ってきた気がする…」と感じる女性は少なくありません。私自身も、女性として日々その変化を実感しています。「今ある髪をどう守っていくか」を真剣に考えるようになりました。

そして発毛技能士として多くの方の髪の悩みに向き合うなかで、「女性の薄毛にはホルモンバランスが深く関わっている」という事実を、改めて強く感じています。薄毛に悩む女性の多くが見落としがちなのが、「ホルモンバランスの変化」が髪の健康に与える影響です。

特に30代後半以降、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌が少しずつ減少していくことで、髪が細くなったり、抜け毛が増えたりするケースが多く見られます。私自身も女性として年齢を重ねる中で、その変化を実感し、発毛技能士としての知識と経験を活かしながら、日々のケアに取り組んでいます。

今回は「女性の薄毛」と「ホルモンの関係性」について、最新の知見や実際の相談事例を交えながら、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。髪の変化が気になりはじめた方にこそ、知っていただきたい内容です。

【目次】

1 髪と女性ホルモンの深い関係
2 女性の薄毛とホルモンの変化
2-1産後(産後脱毛)
2-2更年期(40代〜50代)
2-3無理なダイエットや睡眠不足
3 髪がフサフサな私が油断しない理由
4 髪を守るために私がやっている事

髪と女性ホルモンの深い関係

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女性の髪の健康に大きく影響を与える存在――それが「エストロゲン」という女性ホルモンです。
このエストロゲンは 女性らしい体やライン、肌の潤いを保つだけでなく髪や頭皮の状態を美しく保つためにも欠かせないホルモンです。いわば「美髪ホルモン」とも呼べる存在で、以下のような重要な役割を担っています。

  • 髪の成長を促す(毛周期の成長期を維持)
    エストロゲンは、髪の毛の成長サイクルをコントロールしており、特に「成長期」と呼ばれる期間を長く保つことで、健康的な髪の発育をサポートします。これにより、髪が太く長く育ちやすくなるのです。
  • 抜け毛を防ぐ(ヘアサイクルの乱れを抑える)
    ホルモンバランスが安定していると、過剰な抜け毛が起きにくくなります。逆にエストロゲンの減少は、成長期から休止期への移行を早めてしまい、結果的に抜け毛が増える一因になります。
  • 頭皮の血流を促進する
    エストロゲンには血管を拡張させる作用があり、頭皮の血流が良くなります。血流が豊かになることで、毛根に必要な栄養や酸素が行き渡りやすくなり、髪の成長環境が整います。
  • 皮脂の分泌を適切にコントロールする
    過剰な皮脂分泌は毛穴詰まりや頭皮トラブルの原因になりますが、エストロゲンには皮脂分泌を抑える働きがあり、頭皮環境を健やかに保つ手助けをしてくれます。

いかかですか?エストロゲンって凄い役目を担っていますよね。そして残念ながら このエストロゲンの分泌量は、年齢やストレス、生活習慣の乱れによって徐々に減少していくのが現実です。

特に30代後半から40代、そして更年期に差し掛かる頃(一般的には45歳〜55歳前後)になるとその分泌量は急激に減少し始めます。このホルモンの低下が、「髪が細くなった」「分け目が目立つようになった」「全体的にボリュームがなくなった」といった髪の変化として表れるのです。また、仕事や家庭でのストレス、睡眠不足、偏った食生活なども、女性ホルモンのバランスを崩す大きな要因になります。

つまり、髪のトラブルを“単なる老化現象”として見過ごすのではなく、体の内側で起きているホルモンの変化に早く気づくことが、今後の髪の状態を大きく左右することにつながります。

女性の薄毛とホルモンバランスの変化

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ホルモンバランスの乱れが髪に与える影響
女性の薄毛の大きな原因のひとつ――それが「ホルモンバランスの乱れ」です。
特に女性は、ライフステージごとに体内のホルモン環境が大きく変化するため、その影響が髪にも現れやすいのが特徴です。
以下のようなタイミングで、ホルモンの変動が髪の状態に大きく関わってきます:

産後(産後脱毛)

妊娠中はエストロゲンの分泌がピークに達するため、髪の成長期が長く保たれ、抜け毛が少なくなる傾向があります。
しかし出産後、エストロゲンが急激に減少すると、今まで成長期を維持していた髪が一斉に「休止期」へと移行し、一時的に大量の抜け毛が起きる「産後脱毛」が見られます。

これは一過性のもので、ホルモンバランスが徐々に整えば自然と回復することが多いのですが、産後の睡眠不足や育児ストレスが続くと、回復が遅れることもあります。

更年期(40代〜50代)

閉経前後の約10年間――いわゆる「更年期」の時期には、エストロゲンの分泌量が急激に低下します。
このホルモンの減少により、髪の毛が細くなる・ハリコシがなくなる・地肌が透けやすくなるといったエイジングによる髪の変化が顕著にあらわれてきます。

また、更年期は自律神経が乱れやすく、血流が悪くなることで頭皮環境も悪化しやすくなります。これが頭皮の硬化や乾燥、抜け毛の増加などを引き起こす原因にもなり得ます。

無理なダイエットや睡眠不足

意外と見落とされがちなのが、生活習慣の乱れによるホルモンへの影響です。
無理な食事制限によって栄養が不足すると、髪の原料となるたんぱく質・鉄分・亜鉛・ビタミン類などが足りなくなり、髪の成長が滞ります。栄養不足は体が生命維持を優先するため「髪は後回し」にされてしまうのです。

また、睡眠不足や慢性的なストレスは自律神経のバランスを乱し、ホルモン分泌にも悪影響を与えることが知られています。とくに成長ホルモンやエストロゲンの分泌は、深い眠り(ノンレム睡眠)中に促されるため、質の良い睡眠がとれていないと、髪の再生力が落ちやすくなります。

髪が健康な今こそ意識を
つまり、今髪がフサフサな人でも 生活習慣の乱れやホルモン変化がきっかけで、髪の状態が大きく変わってしまう可能性があるということです。

「薄毛になってから対策する」のではなく、まだ髪に悩みがないうちから、自分のホルモンや生活習慣を見直す意識を持つことが、未来の髪を守るためのカギだと私は実感しています。

髪がフサフサな私が油断しない理由

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私自身はありがたいことに、今のところ髪がフサフサでお客様からも「何でそんなにフサフサなんですか?」と良く聞かれます。でも、それは「この先も絶対に薄毛にならない」という保証にはならないんですよね。

発毛技能士として数百人以上の髪に関わる中で、私は何度も見てきました。
「昔はすごく髪が多かったのに、40代後半から一気にボリュームがなくなった」
「髪に関しては自信があったのに、気づいたら分け目が目立ってきた」そんな声を。だからこそ、今ある髪を守るには“今から”が大切なんです。
トラブルが起きてからあわててケアを始めるよりも、日々の積み重ねが10年後の髪を守ってくれることを、私は確信しています。

髪を守るために私が日々やっていること

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発毛技能士として、また女性として、私自身が実践しているケアをご紹介します。

1. 毎日の食事にイソフラボンをプラス
納豆、豆腐、豆乳などの大豆製品を意識して取り入れています。
イソフラボンは植物性エストロゲンと呼ばれ、女性ホルモンに似た働きをしてくれるため、髪にも良い影響があると考えられています。

2. 睡眠時間は削らない
ホルモンバランスを整えるためには、質の良い睡眠が欠かせません。夜更かしはなるべく避け、寝る前のスマホ使用も控えています。

3. 頭皮ケアは“習慣”にする
お風呂での頭皮マッサージや、毎日育毛ローションと育毛エッセンスを付けてケアしています。
「髪が多いから不要」と思われるかもしれませんが、むしろ今ある髪を守るための“予防ケア”です。

4. ストレスをためない工夫をする
自律神経の乱れは、ホルモン分泌にも大きな影響を与えます。
私は夜寝る前の深呼吸や、1日5分のストレッチを日課にしたり、好きなアーティストのライブに行ったり、大好きな自然に触れる場所に行ったり、リラックスや楽しむ時間を意識的につくっています。

発毛のプロとして伝えたい「髪に対する意識」

髪のボリュームやツヤ、ハリといった「髪の健康状態」は、決して単なる“見た目”だけの問題ではありません。実は、髪は身体の内側――特にホルモンバランスや栄養状態、自律神経の安定などと密接につながっていて、心と身体の状態を映し出す「健康のバロメーター」ともいえる存在だと感じています。

例えば、女性ホルモンであるエストロゲンは、髪の成長サイクルを安定させ、太くしなやかな髪を保つ役割を果たしています。このホルモンが加齢やストレスなどで減少すると、髪は徐々に細くなり、ボリュームダウンや抜け毛が目立つようになります。また、鉄分や亜鉛、たんぱく質などの栄養素が不足しても、髪の成長に悪影響を与えることが科学的に分かっています。

つまり、「まだ薄毛ではないから大丈夫」と思っていても、内側で起こっている変化に気づかないまま放置すれば、数年後に突然、髪のトラブルが表面化する可能性があるということです。

だからこそ、「今の状態をいかにキープし、年齢を重ねても健康な髪を維持するにはどうすればよいか?」という視点を持つことがとても大切だと思います。これは、予防医療にも通じる考え方であり、髪の未来を守る第一歩です。

髪は毎日目にするからこそ、小さな変化にも気づきやすいパーツですよね。だからこそ、髪を“見た目”だけで判断するのではなく、身体の内側のサインとして受け止め、早めにケアを始める意識が重要だと私は思っています。

なのでサロンのカウンセリングでは髪の事だけでなく、今抱えている個人的なお悩み、又は楽しかった事などを幅広くお聞きしています。お客様の頭皮状態、体内状態、心理状態を理解しながらお客様に寄り添ったケアを心がけています。

いかがでしょうか、今回は「女性の薄毛」と「ホルモンの関係性」ついて発毛技能士目線と同じ女性の立場からお伝えしました。

今薄毛、抜け毛でお悩みの方、まずはお試し体験から始めてみませんか?

発毛技能士の私が責任を持って担当させて頂きます。

是非お気軽にご相談ください。お待ちしています。

スーパースカルプ川西池田店佐々木彩子のプロフィール

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