女性の薄毛 徹底解説

スーパースカルプ発毛センター 川西池田店 発毛技能士の佐々木彩子です!

女性の薄毛徹底解剖!発毛技能士として、これまで数百人以上の女性の薄毛と向き合ってきました。
今回は、「なんだか最近髪のボリュームが減った」「分け目が目立ってきた気がする」そんな不安を感じているあなたへ、専門家の視点で、原因・タイプ・対策を徹底解説します。

女性の薄毛徹底解剖!

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「歳だから仕方ない」「もう元には戻らないかも」・・・・鏡の前でため息をついて悩んでいる時間を過ごしていませんか?
年齢を重ねるにつれて、髪のボリュームが減ったり 分け目が目立ってきたり・・・そんな変化に不安を感じる女性は少なくありません。私自身も髪の悩みを抱えた一人です。

でも、安心してください。薄毛は「老化現象」だから仕方ないというものではないんです。
正しい知識と対処法を知って、日々のケアを少し見直すと髪は驚くほど変わってきます。
今回は女性の薄毛の原因から対策まで、わかりやすく丁寧に解説します。諦める前に、まずは知ることから始めてみませんか?

【目次】
1なぜ女性も薄毛になるの?その真の原因とは
1-1 ホルモンバランスの乱れ
1-2 ストレス・睡眠不足
1-3 栄養不足
1-4 誤ったヘアケア習慣
2 女性の薄毛タイプ あなたはどのパターン
2-1 FAGA(女性男性型脱毛症)
2-2 びまん性脱毛症
2-3 分娩後脱毛症・更年期脱毛症
3 実際の現場から:私が見てきたリアルな事例
3-1 50代女性びまん性脱毛症A様のケース
3-2 30代女性産後脱毛B様のケース
4 セルフチェック!あなたの髪、危険サイン出てませんか?
5 発毛技能士がすすめる!女性の薄毛・5つの対策法

なぜ女性でも薄毛になるの?その“真の原因”とは

AGA

薄毛といえば男性の悩みというイメージが強いですが、実際には40代以降の女性の約半数が「髪のボリュームが減った」と感じているという調査もあります。
では、なぜ女性に薄毛がおこるのでしょうか。

【1】ホルモンバランスの乱れ

特に更年期を迎える40代後半〜50代になると、女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少します。
エストロゲンは髪の成長を促す大切なホルモン。その減少により、髪の「成長期」が短くなり、細く抜けやすい髪が増えてしまうのです。

【2】ストレス・睡眠不足

慢性的なストレスは自律神経のバランスを乱し、頭皮の血流を悪化させます。
すると毛根に十分な栄養や酸素が届かず、髪がうまく育たなくなります。
また、睡眠中に分泌される「成長ホルモン」も髪の再生には不可欠。寝不足は薄毛リスクを高める要因です。

【3】栄養不足

髪は「ケラチン」というタンパク質で出来ています。タンパク質に加えて、鉄分・亜鉛・ビタミンB群などが不足すると、髪は育ちにくくなります。
特に鉄分不足は、女性に多く見られる「びまん性脱毛症」の原因のひとつです。

【4】誤ったヘアケア習慣

市販の洗浄力の強いシャンプーや、毎日のゴシゴシ洗い、熱いドライヤー、過度なカラー・パーマは、頭皮のバリア機能を壊してしまいます。

女性の薄毛にはタイプがある!あなたはどのパターン?

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実は女性の薄毛にも「タイプ」があります。それぞれ対策方法が異なります。
まずは自分の薄毛の特徴を知ることが大切です。

【1】FAGA(女性男性型脱毛症)

分け目が目立つ・頭頂部の髪が細くなる・全体的にボリュームダウン、というのが典型的なパターン。
進行性なので、早めの対応がカギになります。

【2】びまん性脱毛症

全体的に髪が薄くなるタイプ。頭皮が見えるほどではないけれど、「昔よりボリュームが減った」と感じるのが特徴です。
栄養・ストレス・ホルモンなど複合的な要因が関与しています。

【3】分娩後脱毛症・更年期脱毛症

出産後や更年期のホルモンの大きな変化によって、一時的に大量の抜け毛が起こります。
時間とともに自然に回復することもありますが、サポートすることで回復が早まります。

実際の現場から私が見て来たリアルな事例

薄毛に悩む方の多くが、「まさか自分がこんなに悩むことになるなんて…」と戸惑いを感じながらご相談にいらっしゃいます。
年齢やライフスタイルによって原因もさまざまですが、共通しているのは、“日々の積み重ね”が髪に表れているということだと感じます。

ここでは、実際に私がサポートさせていただいた方の中から、特に印象的だったケースをご紹介します。

50代女性びまん性脱毛症A様のケース

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「分け目がどんどん広がってきて、鏡を見るのが怖い」と相談に来られました。
話を聞いてみると、仕事と介護のダブルケアでストレスMAX、食事はコンビニ頼み、睡眠は4〜5時間。典型的な生活習慣型の薄毛でした。

休日は昼寝をする時間を持つ事で体も気持ちもリラックスする事を意識して頂きました。また、頭皮の血流を促すマッサージ、鉄・亜鉛・ビオチンのサプリなど日常生活で摂れていない栄養をサプリメントで補いました。
3ヶ月後には「抜け毛が減って、髪にコシが戻ってきた」と、毎回サロンに来る事を楽しまれていました。

◎30代女性産後脱毛B様のケース

薄毛

出産後、抜け毛が止まらず「シャンプーの時にごっそり髪が落ちていて…こんなに抜けるのは異常なんじゃないか」と、不安を抱えてサロンに来店されたB様。
初めての育児で寝不足も続き、気持ちの余裕もなくなっていたそうです。
カウンセリングの際、産後のホルモンバランスの乱れに加えて、食事が不規則になっていること、そしてご本人の「自分のことは後回し」という意識が、さらに髪の状態を悪化させているように感じられました。

産後の検診で「鉄欠乏性貧血」と診断され、鉄分不足が原因であることが明らかになりました。
そこで、まずは食事の見直しを行い、鉄を含むミネラルサプリメントを取り入れつつ、簡単にできる育毛ケアを日常の中に組み込んでいただきました。シャンプーやドライヤーの使い方など、ちょっとした工夫もお伝えしながら、無理のないペースでケアを続けていきました。

半年ほど経った頃には、「最近は抜け毛が気にならなくなりました。前より髪にツヤが出てきた気がします」と笑顔で話してくださるようになり、心身ともに少しずつ余裕が出来て大好きなお菓子が作れた日に、サロンに持ってきてくださり一緒に頂けた事が私も凄く嬉しかったです。

セルフチェック!あなたの髪、危険サイン出てませんか?

薄毛

以下のうち3つ以上当てはまるなら、薄毛のリスクが高まっているかもしれません。

  • 朝起きたとき、枕にたくさん髪の毛がついている
  • 最近、頭頂部や分け目の地肌が目立つようになった
  • 髪が細くなった・ペタンとしてセットが決まらない
  • シャンプー時の抜け毛が増えた
  • 肌荒れや冷え性、疲れやすさも気になる
  • 生理が不規則/閉経した
  • 食事のバランスに自信がない
  • 睡眠時間が短い/寝つきが悪い

いくつ当てはまりましたか?
放っておくとどんどん不安が大きくなっていくと思います。髪の変化は年齢やホルモンの影響、食事・睡眠・ストレスなど、さまざまな要因が絡み合って起こります。
だからこそ、「気のせいかな?」と感じたその瞬間こそが、ケアを始めるタイミングだと私は思います。実は、こうしたサインは“体の中からのSOS”でもあるんです。髪の悩みは、単なる見た目の問題だけではなくて、体のバランスが崩れているサインでもあります。

発毛技能士がすすめる!女性の薄毛・5つの対策法

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1.頭皮環境の見直し(シャンプー&スカルプケア)
洗浄力の強すぎるシャンプーは、頭皮を乾燥させたり炎症を招くこともあります。敏感な頭皮には、アミノ酸系やスカルプケア用のシャンプーがおすすめです。指の腹でやさしく洗うこと。週に1〜2回は炭酸スパやスカルプブラシを使うと血行促進に効果的です。又「毎日2回以上洗う」など洗いすぎにも注意しましょう。

2 栄養補給(食事とサプリ)
髪の主成分は「ケラチン」というタンパク質。さらに、鉄や亜鉛が不足すると、髪が育ちにくくなります。
納豆、卵、レバー、小松菜、ナッツ類、青魚などを意識的に摂取しましょう。タンパク質・鉄・亜鉛・ビタミンB群が食事だけで摂取できない場合はサプリメントでの補助をお勧めします。

3 生活習慣の改善(睡眠・ストレス管理)
毎日6〜7時間の睡眠を確保。深呼吸や湯船で副交感神経を優位に保つことで頭皮の血流UP!寝つきをよくするために、寝る前のスマホやカフェインを控え、リラックスできる環境を作る事も意識してみてください。

4 女性用育毛剤の活用
女性ホルモンに着目した育毛剤や、ミノキシジル配合製品も選択肢に。ただし、お薬の使用に関してはメリット、デメリットを把握して使用しましょう。
必要なら専門サロン、医療の力を借りる皮膚科・薄毛専門クリニックや発毛サロンなどの診察も検討しましょう。

よくある質問(Q&A)

Q.「薄毛は遺伝だから、どうせ治らないのでは?」
A. 確かに遺伝の影響はゼロではありませんが、生活習慣やケアで進行を遅らせたり、回復させることは可能です。

Q.「白髪染めをしても大丈夫?」
A. 白髪染めを選ぶときには“頭皮へのやさしさ”を最優先に考えています。
一般的な白髪染めには、髪をしっかり染める力がある一方で、アルカリ剤や過酸化水素など頭皮に刺激となる成分が含まれています。こうした成分は、使い続けることで頭皮環境を乱したり、発毛の妨げになるリスクもあります。

一方私がお勧めするのは天然成分で出来たヘナは化学成分を使わずに白髪を染められるうえ、頭皮の状態を整える作用もあり、髪と頭皮のケアを同時にできるという大きな魅力があります発毛をサポートしている私としては白髪染めはヘナをお勧めします。

Qウィッグを使っていますが、頭皮への影響はありますか?
A. ウィッグ自体が直接的に悪影響を与えるわけではありませんが、使い方によっては頭皮環境に影響を及ぼすことがあります。

ウィッグのメリット
・見た目の悩みをすぐにカバーできる
・自信を持って外出できるようになる
・スタイリングの手間が省けるなど、心の支えになる面がとても大きいです。

ウィッグのデメリット
・通気性が悪く、頭皮が蒸れやすい
・汗や皮脂がこもり、頭皮トラブルを引き起こすことがある
・長時間の着用で血行不良や皮膚のこすれが生じることも

とくに、長期間ウィッグを使っていると、自分の頭皮の状態に気づきにくくなることが多くなります。だからこそ、発毛のプロとしてお伝えしたいのは「ウィッグを使いながら、同時に頭皮ケアをすることがとても大切」だということです。サロンでは頭皮の状態をチェックしたり、毛穴の汚れをしっかり落とすことで「今ある髪」を守りながら、「これから生えてくる髪」の土台作りができます

■ 最後に「あなたの悩みは私が受け取ります」
ここまで読んで頂きありがとうございます。
薄毛の悩みはデリケートで誰にも相談できない事が多く、ひとりで抱え込んでしまう方が多いと思います。でも大丈夫です。

私は発毛技能士として髪のお悩みだけでなく、その背景にあるお気持ちにも丁寧に向き合うことを大切にしています
今、思うように改善が見えなくても 髪や頭皮にはきちんと応えてくれる力が備わっています。
その力を引き出すためには、正しい知識と無理のないケアが必要です。
「もう遅いかもしれない」「どうせ変わらない」と思ってしまう前に、私にご相談ください。

薄毛、抜け毛でお悩みのあなた。
まずはお試し体験でご自身の頭皮チェックから始めてみませんか?
発毛技能士の私が責任を持って担当させていただきます。
是非お気軽にご相談ください。お待ちしています。

スーパースカルプ川西池田店佐々木彩子のプロフィール

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