60代女性発毛症例 発毛に年齢は関係ない

スーパースカルプ発毛センター 川西池田店 発毛技能士の佐々木彩子です!

60代女性びまん性脱毛症 お薬ありのお客様の発毛症例をご紹介します。
長年の薄毛治療を経て辿り着いたご自分に合った発毛方法。現在は大好きな事に取り組まれて元気ハツラツな毎日を送られているお客様の過去から現在の発毛生活をご紹介致します。
60才以上で薄毛に悩んでいる方の参考になると嬉しいです。

【目次】
1 60代女性びまん性脱毛症で悩んだ毎日
1-1 ビフォーアフター写真
1-2 取り組まれた事
2 過去の生活と頭皮状態
3 お客様の現在
4 びまん性脱毛症とは
4-1 主な症状と見た目の変化
4-2 考えられる原因
5 発毛技能士から伝えたい事&改善方法
6 まとめ

60代女性びまん性脱毛症で悩んだ毎日

1-2 ビフォーアフター写真

若ハゲ

ビフォー
頭皮全体が透けています

若ハゲ

アフター
6ケ月後 透け感がなくなり髪もヘナ染めに変えた事でハリ、コシ、ボリュームが出て来ました。

1-3 取り組まれた事

若ハゲ

元々、早寝早起きで食事や調味料などにも気をつけていらっしゃるお客様です。食事や睡眠以外でアドバイスさせて頂き、取り組まれたことをご紹介します。

・パーソナルトレーニングでご自身に合ったトレーニングをするようになった。若い時の体の動かしかたと年齢を重ねてからの体の使い方は無理な事もあるので自分にあったトレーニングをする方が気持ちいいと言われて毎日を楽しまれています。

・週4~5回サウナで血行促進されて汗をながして凝り固まった筋肉を緩和させる事をしている。お友達とも会話ができるので楽しみを作られています。

・サウナの時は「サウナハット」を被る事。お水も必ずサウナ中、前後に飲む事。

・サウナの後は必ずチャージローションをたっぷり使って頂いて乾いた頭皮を保湿する事。

・日常的に「水」を飲む習慣をつける事。

・食事のバランスを考える事。

2 過去の生活と頭皮状態

お客様は現在60代なのですが、さかのぼれば30代から薄毛に悩まされていたそうです。
ご自分では薄毛だと思っていなかったけど、職場の方からの指摘で自分の髪は人より薄いんだと知ったそうです。
そこから 髪の事を気にする毎日が始まったそうです。

お出かけするときは帽子が手放せなくなり、頭皮も皮脂が多く毎日夕方になると髪がベタベタしていて そのベタつきも気になるけど、ベタつくと髪が濡れたようになって頭皮が透けて見えるのが一番嫌で最終的にウイッグにされたそうです。
ですが、30年前のウイッグは今より通気性も良くなく、頭皮が蒸れて 逆に抜け毛が増えていたんじゃないかな~とお話してくださいました。

その時のシャンプー方法は、髪が抜けるのが怖いのでササーっと洗っていただけ。すすぐ時間も短かったそうです。間違えたシャンプー方法をしていたことで頭皮環境を悪化させて、抜け毛を招いていた事が考えられます。
そこからは大手の発毛サロンを転々された事で、高額な治療費になったそうでした。
「振り返ると大手サロンでも食事の指導は少しあったと思うけど、当時の私にはそれが重要と感じなかったのかもしれません」

3 お客様の現在

若ハゲ

最終的に当サロンにお越しくださり、自分で発毛できるための治癒力をつけたいけど、色々努力が必要ならお薬を少し服用しながら自然に発毛させたい。と方針が決まりました。

改善できる事を行いながら、元々毎日服用されていたお薬を減薬して、現在では週3回の服用で発毛を維持されています。
今では発毛コースを卒業されて定期ケアとして通ってい頂いています。

サロンではマイクロスコープで頭皮チェックを行い今の頭皮状況を確認しています。季節によっては乾燥が気になる時や、皮脂が多くなる季節があります。また生活環境や体内環境によっても頭皮の状態が変わってきますので、カウンセリングを行いながら今のお客様に合った生活習慣のアドバイスと頭皮ケアを行う事で、発毛を維持されています。
整理整頓が大好きで社会情勢にお詳しいお客様で毎回色々教えて頂いて、私が勉強させて頂いている感じです(笑) 

4 びまん性脱毛症とは

若ハゲ

びまん性脱毛症(diffuse alopecia)は、頭皮全体の髪が均等に薄くなる脱毛症です。
「びまん」とは「広がる・散らばる」という意味で、円形脱毛症のように一部分が抜けるのではなく、頭全体の毛量が徐々に減っていくのが特徴です。

女性に特に多く、30代後半~60代以降の女性に多く見られる脱毛症ですが、生活習慣やストレスなどが影響し、20代や出産後の女性にも発症するケースがあります。

4-1 主な症状と見た目の変化

髪全体が細く・柔らかくなる
頭頂部や分け目の地肌が透けて見えるようになる
髪のボリュームが減って、セットが決まりにくくなる
明らかな部分的にハッキリした脱毛はない
抜け毛の本数はそれほど多く感じないこともある

4-2 考えられる原因

びまん性脱毛症には、単一の原因ではなく、複数の要因が重なって起こることがほとんどです。

① ホルモンバランスの変化
・更年期や閉経に伴う女性ホルモン(エストロゲン)の減少
・出産後のホルモンの急変動
エストロゲンには髪の成長を促す働きがあり、それが減ると毛周期が乱れやすくなります。

② 栄養不足
鉄分・亜鉛・たんぱく質・ビタミンB群などの不足
髪は「血余(けつよ)」と言われるように、栄養不足がすぐに髪に現れます。

③ 精神的ストレス
長期間のストレスは自律神経を乱し、毛根への血流を悪くします。
成長期の髪が早期に抜ける「休止期脱毛」を招くことも。

④ 生活習慣の乱れ
睡眠不足・運動不足・過度のダイエットなど
ターンオーバーが乱れ、頭皮環境も悪化します。

⑤ 内科的疾患や薬の影響
甲状腺機能異常(バセドウ病や橋本病)
抗がん剤や精神薬、降圧剤の副作用

発毛技能士から伝えたい事&改善対策

若ハゲ

びまん性脱毛症は、進行が緩やかな分「気付きにくい」「対策が遅れる」傾向があります。

・美容室で「髪が細くなった」と言われた
・ヘアカラーの染まりが悪くなった
・髪がぺたんとして、トップにボリュームが出ない
など、見た目の変化から気付くケースが多いです。

サロンにも「薬を飲んでも改善しなかった」「シャンプーを変えても変わらなかった」という方が多く来られますが、実は体の内側からのアプローチが不足していた、というケースがほとんどです。

まずは体の内側から整える
鉄・亜鉛・ビタミンを意識した食事
良質なたんぱく質を毎日摂る(肉・魚・豆類・ヘンププロテインなど)
無理なダイエットはNG
睡眠・生活習慣の見直し
22時〜2時のゴールデンタイムにしっかり眠る
スマホの使い過ぎや冷えの改善など
頭皮ケアの実践
頭皮の血流を促すマッサージ
頭皮の乾燥や酸化を防ぐケア(保湿・洗浄の見直し)
医療機関や専門サロンの相談も早めに!

まとめ

びまん性脱毛症は、ゆっくり進行する分、放っておくと回復にも時間がかかります。けれど、正しく対処すれば、髪のハリ・コシ・ボリュームは必ず取り戻せます。
年齢的に難しい?と感じるかたも決して年齢は関係ありません。薄毛になった原因を探り出し、あなたに合ったケア方法と体内改善を行う事が発毛の近道です。

最近髪が薄く感じる、抜け毛でお悩みの方、まずはお試し体験であなたの頭皮を知る事から始めてみませんか?
発毛技能士の私が責任を持って担当させて頂きます。
是非お気軽にご相談ください。ご連絡お待ちしています。

スーパースカルプ川西池田店佐々木彩子のプロフィール

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