目次
1 夏は体が冷えている
2 夏冷えが秋の抜け毛につながる本当の理由
3 胃腸が冷えると、髪まで栄養が届きにくくなる
4 夏に不足しやすいミネラルと亜鉛
5 今日からできる夏冷え対策
6 まとめ
夏は体が冷えている

「夏なのに冷え?」そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。でもですね、夏は一年の中でも体が冷えやすい季節なんです。ちょっと意外と思われるかもしれませんね。
毎日暑い日が続くと、エアコンの効いた部屋で過ごす時間が増えますよね。外へ出れば強い日差しと今年は40℃を超える暑さ。また室内へ入ると冷房で冷え冷え。この温度差を一日に何度も繰り返しています。
さらに、冷たいお茶やジュース、アイスクリーム、そうめんや冷やし中華など、体を冷やすものを口にする機会も増えますよね。お客様の中では毎日アイスクリームを食べてると言う方もいらっしゃいます。そのお客様にはアイス禁止令を出しましたが(笑)
私は暑がりではないんですが、今年は冷たいものが欲しくなるお客様のお気持ち、よく分かります。そしてこの何気ない毎日の積み重ねが、知らないうちに内臓を冷やしてしまうんです。
この「夏冷え」が秋の抜け毛に影響しているんです。そう聞くとちょっと怖くないですか。でも本当なんですよ。毎年9月頃になると「最近、急に抜け毛が増えます」「シャンプーのたびに髪がたくさん抜けます」「分け目が広がった気がします」そんなご相談が増えてきます。秋に起きているように見える変化ですが、その原因は夏の過ごし方にもあるんです。
夏冷えが秋の抜け毛につながる本当の理由
髪は毎日食べたものを材料にして作られています。なので体の状態が整っていることが、健康な髪を育てるための土台になります。
つまり、体の調子が整っていてこそ、元気な髪が育つ!と言うわけなんです。夏は暑いので「体は温まっている」と思われがちですが、実際にはエアコンや冷たい飲食物の影響で胃腸まで冷えてしまうんです。因みに胃の温度は37℃前後ですが、冷たいアイスは−18℃です。冷やしうどんは5〜15℃くらいで、胃はしっかり冷えます。
すると、体は冷えから身を守ろうとしてエネルギーを使います。さらに、胃腸の働きも少しずつ弱くなって、栄養分を届ける事できず、抜け毛につながってきます。
胃腸が冷えると、髪まで栄養が届きにくくなる

私は髪は食べたもので作られますとお客様にもよくお話しするのですが、その前にもっと大切なことがあります。
それは・・・・・・何だか分かりますか〜?答えは「ちゃんと消化して、ちゃんと吸収できているか」ということです。
例えば、お肉や卵を食べても、胃腸が疲れていると十分に消化・吸収できません。すると、髪を作るために必要なタンパク質や亜鉛、鉄、ビタミンなどが十分に利用されにくくなります。髪を作る毛母細胞は、届いた栄養を使って細胞分裂を繰り返しています。でも、その材料が足りなければ、元気な髪を育てることはできません。
つまり、夏冷え
↓
胃腸の働きが低下
↓
栄養を吸収しにくくなる
↓
髪の材料が不足する
↓
秋の抜け毛につながる
という流れが起こってきます。ここを知っていただくと「夏に体を冷やしすぎないこと」の大切さが少しイメージしやすくなるのではないでしょうか。
夏に不足しやすいミネラルと亜鉛
夏は本当によく汗をかきますよね。汗と一緒に出ていくのは水分だけではなくて、髪を育てるためにも大切な亜鉛やマグネシウムなどのミネラルも、一緒に失われています。亜鉛は髪の材料となるタンパク質を作るために欠かせない栄養ですし、マグネシウムも体のさまざまな働きを支えてくれている大切なミネラルです。
夏になると
「ちゃんと水は飲んでいるのに、なんだか疲れが取れない」
「食欲がなくて、あっさりしたものばかり食べています」
「体がだるくて、やる気が出ないんです」
そんなお話を聞くことがあります。もちろん暑さの影響もありますが、汗と一緒に失われたミネラルが関係していることも少なくありません。だから私は、水分補給だけではなく、ミネラルやタンパク質もしっかり補うことが、夏の発毛対策にはとても大切だとお伝えしています。
今日からできる夏冷え対策

夏冷えは、毎日の小さな工夫で変えていくことができますよ。まずおすすめしたいのは、朝の一杯のお白湯です。コレ、私も実践しています。お白湯を飲む時って、ゆっくりまった〜りして飲みたいじゃないですか(笑)なので、ちょっと早起きしてお白湯を飲む時間を作る事で、朝から贅沢な時間を過ごした気分になれるんですよね。寝ている間に冷えた胃腸をゆっくり温めてくれる感じで、一日のスタートを整えてくれますよ。是非試してみてください。
そして、暑い日でもできれば一日に一回は温かいものを食べる時間を作ってみてください。お味噌汁やスープは胃腸にもやさしく、体も温まります。冷たいそうめんを食べる日も、ゆで卵やささみ、納豆、オクラ、わかめ、しらすなどをトッピングするだけで、タンパク質やミネラルを補いやすくなります。
また、暑いからシャワーだけで済ませる日が続く方も多いですが、少しぬるめのお湯にゆっくり浸かる習慣もおすすめです。エアコンで冷えた体を温めるにはとても効果的ですよ。そして、睡眠も忘れてはいけません。寝苦しい夏は睡眠不足になりやすい季節です。髪は眠っている間にも成長しています。できるだけ寝る環境を整えて、体をしっかり休ませてあげてください。
まとめ

髪は今日食べた、髪に良いと言われる栄養素や、今日の髪のために塗布した育毛剤の影響が、明日になっていきなり効果が出るものではありませんが、今日の積み重ねは、数か月後の髪につながっています。夏は暑さとの付き合い方も大切です。
冷たいものを楽しむ日があっても、ときどき体をいたわる時間も作ってあげてください。温かいお味噌汁を一杯飲む。ゆっくりお風呂につかる。そんな小さなことの積み重ねが、秋の抜け毛を減らし、その先の元気な髪につながっていくと私は考えています。毎年秋になると、「急に抜け毛が増えました」そのようなご相談が増えてきます。だからこそ、抜け毛が増えてから慌てるのではなく、夏の今から少しずつ準備を始めてみませんか。
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