シャンプーをした後、排水口を見て「えっ!こんなに髪抜けてる!」と、ビックリしたことありませんか?抜け毛が気になっている時って、排水口に溜まった髪を見るだけでもドキッとしますよね。
今回は、シャンプーの時に髪が抜ける理由から、髪が生えて抜ける仕組み、そして気をつけて見てほしい抜け毛について、専門的な話も入れながら、分かりやすくお話ししていきますね。
目次
1 シャンプーすると、なぜ髪がいっぱい抜けるの?
2 髪はどうやって生えて、どうやって抜ける?
3「何本抜けた?」より「どんな髪が抜けた?」を見て
4 なぜ短く細い髪が抜けてしまうの?
5 抜け毛が多い時はシャンプーしなくていい?
6 抜け毛が気になる人にやってほしいシャンプー方法
7 抜け毛で見る3つのポイント
8 まとめ
シャンプーすると、なぜ髪がいっぱい抜けるの?

シャンプーをしている時に「あれ?今日すごく髪抜けてない?」そして洗い終わって排水口を見ると、髪の毛がいっぱい。これを見ると不安になりますよね。「シャンプーしたから抜けたんじゃない?」「こんなに抜けるなら、毎日洗わない方がいいんじゃない?」そう思ってしまう方もいらっしゃいます。
でも、まず知っておいてほしいことがあります。シャンプーをしたから、元気に育っている髪が次々と抜けたわけではないんです。じゃあ、排水口に溜まっている髪は何なの?ここには髪の生え変わりの仕組みが関係しています。
髪はどうやって生えてどうやって抜ける?

ここで少しだけ髪の専門的なお話をしますね。
髪には「ヘアサイクル」と呼ばれる生え変わりの周期があります。
髪は一度生えたら、そのままずーっと同じ毛が伸び続けているわけではありません。大きく分けると、成長期→退行期→休止期→脱毛という流れを繰り返しています。
成長期
まずは成長期。毛根の中にある毛母細胞が活発に分裂して、髪が伸びていく時期です。頭髪の場合、この成長期は一般的に数年間続きます。(女性の健康な髪は約4~6年間、男性で約3~5年間)つまり髪って、本来は数年かけて、長く、しっかり育っていくものなんです。
退行期
その後にくるのが退行期。活発だった髪の成長が少しずつ止まっていきます。期間としては比較的短く、数週間程度です。
休止期
そして休止期。髪の成長は止まり、やがて抜ける準備に入ります。休止期は一般的に数か月程度あります。そして古い髪が抜け、その毛穴ではまた次の髪が育ち始めます。
これが正常なヘアサイクルです。なので、髪が抜けること自体はごく普通のことなんです。髪は、生えて、育って、抜けて、そしてまた次の髪へ。これを繰り返しています。
健康な頭皮の状態でも、一般的に1日に50〜100本程度の髪が抜けることがあると言われています。「えっ、100本も!?」って思いますよね。でも普段の生活の中で抜けている髪って、意外と気づいていないんです。服についていたり、枕に落ちていたり、気づかないうちにどこかで抜けていたり。
ところがシャンプーの時は違います。髪を濡らして、頭皮を洗って、最後にお湯でザーッと流しますよね。その時に、すでに抜ける時期に入っていた髪が一気に落ちることがあります。そして、その髪が排水口にまとまって集まる。そりゃ見たら、「うわっ!めっちゃ抜けてる!」ってなりますよね。でも、排水口に髪がたくさんあるからといって、シャンプーをしたことで元気に育っている髪が一気に抜けた、ということではないんです。
「何本抜けた?」より「どんな髪が抜けた?」を見て

抜け毛が増えると、やっぱり気になるのは「どれくらい抜けたんだろう?」という本数ですよね。もちろん、抜け毛の量も一つの目安にはなります。でも、本数だけを見ていては分からないこともあるんです。そこで、もう一つぜひ見てほしいのが、「どんな髪が抜けているのか?」ということ。ここに、今の髪の状態を知るヒントが隠れています。
ちょっと抜けた髪を見てみてください。長さはどうですか?太さはどうですか?しっかりした髪ですか?それとも、短い髪。細い髪。弱々しい髪。こういった髪が多く混ざっていませんか?長くしっかり育った髪が、ヘアサイクルを終えて抜ける。これは自然な生え変わりの中でも起こることです。でも、まだ十分な長さまで育っていない短く細い髪が多く抜ける状態が続いている場合は、注意して見てほしいんです。
なぜ短く細い髪が抜けてしまうの?

「短い髪が抜けるのと、長い髪が抜けるのって何が違うの?」ここですよね。先ほどお話ししたように、髪には成長期があります。本来、髪はこの成長期に時間をかけて、長~く、そして太く育っていきます。ところが何らかの原因でこの成長期が短くなってしまうと、髪が十分に成長できないまま、次の退行期・休止期へと進んでしまいます。
その結果、本来ならもっと長く太く育つはずだった髪が、短いまま、細いまま抜けてしまうことがあるんです。
例えば、同じ50本の抜け毛でも、全部が同じではないんです。長く太く、しっかり育った髪が抜けているのか。それとも、短くて細い髪がたくさん混ざっているのか。ここは、ぜひ見てほしいんです。
短く細い髪が多く抜けているということは、本来ならまだ成長しているはずの髪が、十分に育ちきる前に抜けている可能性があります。だから私は、抜け毛を見る時に「何本抜けたか」だけではなく「その髪がちゃんと育ってから抜けたのか」というところも見ています。
抜け毛が多い時はシャンプーしなくていい?

抜け毛が増えるとこれ結構あるんです。「洗ったらまた抜けるから今日はシャンプーやめとこう」というもの。気持ちはとっても分かりますよ。
洗うたびに手に髪が絡まったり、排水口に髪が溜まっている髪を見ると、ショックで気持ちも萎えて「もう髪を触れない」ってなりますよね。でも、抜け毛が怖いから頭皮を洗わないというのは、おすすめしません。
頭皮は毎日皮脂が分泌されています。さらに汗、古い角質、ホコリ、整髪料なども付着します。特に夏は汗をたくさんかきますよね。だからこそ、頭皮を清潔に保つことは大切です。
ただし、「しっかり洗う=ゴシゴシ洗う」ではありません。抜け毛が心配だから洗わない。反対に、頭皮をきれいにしようとしてゴシゴシ洗う。どちらでもないんです。頭皮はきちんと洗う。でも優しく洗う。これが基本です。
抜け毛が気になる人にやってほしいシャンプー方法

では、毎日のシャンプーはどうしたらいいのか。まずやってほしいのが、予洗いです。髪をちょっと濡らして「はい、シャンプー!」ではなく(笑)、シャンプー剤をつける前に、お湯で頭皮までしっかり流してください。
お湯の温度は、熱すぎない38℃前後が目安です。熱すぎるお湯は頭皮に負担をかけたり、乾燥を招く事があります。
その後はシャンプーをしっかり泡立てて、爪ではなく指の腹で頭皮をやさしく洗います。その時に泡立てネットなどを使って泡をたっぷり作るのもお勧めです。抜け毛が気になるからといって、髪だけをそーっと触るのではないですよ、洗いたいのは頭皮です。
そして、もう一つ大事なのがすすぎ。シャンプー剤が頭皮に残らないように、しっかり流してくださいね。私は、すすぎは約2分を目安にしてほしいとお伝えしています。毎日のことだからこそ、予洗い→やさしく頭皮を洗う→しっかりすすぐ。まずは、この基本を大切にしてください。
抜け毛で見る3つのポイント
では抜け毛が気になった時どこを見たらいいのか。ぜひ見てほしいポイントが3つあります。
①抜け毛の量
以前と比べて、明らかに抜け毛が増えていないか。
1日だけ多かった、ではなく、増えた状態が続いているかを見てください。
②抜けた髪の質
ここポイントです「長く太い髪なのか」「短く細い髪が増えているのか」
本数だけではなく、抜けた髪そのものを見ます。
③今、生えている髪
・分け目が以前より広くなっていないか
・髪1本1本が細くなっていないか
・トップのボリュームが落ちていないか
・髪をくくった時、以前より束が細く感じないか
・地肌が以前より見えやすくなっていないか
毎日鏡を見ていると、少しずつの変化って意外と気づきにくいんですよね。なので数か月前の写真と比べてみるのもおすすめです。「抜けた量」「抜けた髪の質」「今ある髪」この3つをチェックしてみてください。
まとめ
シャンプーの後、排水口に髪がたくさん溜まっていると、やっぱり気になりますよね。今回お話ししたように、シャンプー中に抜けた髪は、すでにヘアサイクルの中で抜ける時期を迎えていた髪もあります。なので、抜け毛が気になった時は、本数だけではなく、ぜひ抜けた髪そのものもちょっと見てみてください。
長くしっかり育った髪なのか、それとも短く細い髪が増えているのか。
毎日のシャンプーの時にほんの少し見ておくだけでも、髪の変化に気づくきっかけになります。
そして髪は頭皮環境だけではなくて、食事や睡眠、ストレス、体調、ホルモンの変化など、体の状態とも繋がっています。「最近ちょっと抜け毛が増えたかな?」そう感じる時は、髪や頭皮だけではなく、最近の自分の体や生活も一緒に振り返ってみてください。
スーパースカルプ発毛センター川西池田店では、発毛技能士の私が、お一人おひとりの頭皮や髪の状態、生活習慣などを伺いしながら、お客様に合った発毛への取り組みを一緒に考えていきます。
「最近、短い髪がよく抜ける」「髪が以前より細くなった気がする」「この抜け毛、大丈夫なのかな?」そう感じてる方は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。ご連絡お待ちしています。
