ブラッシングしていますか？
抜け毛がある時はブラッシングをしないと言う方がとても多くいらっしゃいます。
その理由として髪を触ると抜けそうで・・・・。そのお気持ちよく分かります。私も昔、円形脱毛症になったとき、絶対ブラッシングなんてできませんでした。そして今、発毛技能士の私から言える事は髪の問題を抱えている方は絶対にブラッシングして欲しいです。
今回はブラッシングを行う理由と効果をお話させて頂きます。今、脱毛している、頭皮トラブルを抱えている方は是非さいごまでお読み頂き、参考にされください。
ブラッシングの３つの効果
抜け毛が多い時は頭皮や髪を触りたくないですよね。触ると抜けそうで・・・と言う声をご相談者の方からよく聞きます。ですがその逆なのです。今回はブラッシングの手順や効果をお伝えさせて頂きます。
ブラッシング効果１
・髪の絡みを取る＝抜け毛を防止
抜け毛の原因は毛根が弱っているからとは限りません。意外と間違ったヘアケアを行う事が抜け毛の原因になる事があります。
特に髪の長い女性は日常的に髪が絡みやすくありませんか？
又ブラッシングをしないまま髪が絡んだままシャンプーをしたり、無理やりブラッシングをしてしまうと、抜けなくて済む髪までもが抜けてしまいます。
ブラッシング効果２
・頭皮の汚れを落とす
頭皮の汚れを落とすのはシャンプーだけと思っている方も多いのではないでしょうか。シャンプーする前にブラシの毛先を頭皮に軽くあててブラッシングすることで、あらかじめ汚れを落とすことができます。シャンプー前は必ず1日の汚れをブラシで落とす習慣をつける事をお勧めします。(^^♪
ブラッシング効果３
・頭皮の血行促進
クッション性のあるブラシをお使ってブラッシングすると頭皮のマッサジ効果があります。頭皮の血行促進は育毛、発毛効果UPに繋がります♪（硬い櫛は避けてください）
抜け毛が多い時の頭皮状態は、頭皮の血行が悪く、過剰な皮脂分泌を招いて毛穴には皮脂がこびりついている方が大半です。
マイクロスコープで頭皮を見ると・・・
毛穴に皮脂がびっちり・・・毛穴が脂で窒息してる！って例えています。これでは育毛剤をつけても髪に栄養がいかないですよね。血行もよくないので頭皮の弾力がありません。
頭皮の血行を良くするには酸素をたくさん運んであげる事です。
酸素たっぷりの血行が良い頭皮は弾力があって毛穴もキュって締まっています。
是非血行促進に今日からブラッシングして元気な髪を生やしてください。(^^)
ブラッシングの手順
毛先の髪が絡まっていたら、まず指で絡まっている髪をほどいてください。
絡まっている髪のままブラッシングすると切れ毛、抜け毛の原因になります。
毛先→中間→根本の順番に毛先から徐々にブラッシングを行いましょう。
髪の絡みをとるように丁寧にブラッシングされると切れ毛や抜け毛も最小限に抑えれますよ。
特にロングヘア―で髪が細い方は髪が絡まりやすいので、ゆっくり丁寧に行ってください。
抜け毛が多いときは抜け毛の本数を数えない事
髪が抜けるのはとても不安で、どれだけ抜けているのか確認して、少しでも抜け毛の本数が少なかったら安堵し、抜け毛の量が多かったら落ち込んで・・・・それを毎日行っていたら神経がすり減りそうです。
抜け毛の量がきになる事はとっても分かるのですが、その行為がストレスを招いています。
ご理解して欲しい事は 抜け毛は絶対に無くならないのです。
髪にはヘアサイクルと言って、髪が成長する「成長期」、成長が止まる「退行期」、抜け落ちる「休止期」に分かれます。つまり新しい髪が育つサイクルの中で抜け毛は起こって当然なのです。これは抜け毛によるストレスから脱却するための大前提の考え方とも言えます。
★ヘアサイクル★
本来なら１つの毛穴から３～4本太く元気な髪が生えています。
男性の場合は4～５年、女性の場合は3～6年伸び続けます
髪は成長期、退行期、休止期のヘアサイクルを繰り返し１日に自然に抜ける髪は平均８０～１００本程と言われています。※個人によって異なります
成長期 ：2～6年 毛母細胞が活発に分裂する事で髪が太く長く成長する期間
退行期 ；2～3週間 髪の成長が止まりり髪が抜け落ちて停止期にはいる
停止期 ：毛穴の奥の新しい髪に押し出されて、今生えている髪が抜ける
AGAを発症すると成長期が短くなります。十分に育たないまま退行期、休止期へと移動する事を繰り返えす事で抜け毛が多くなり頭皮が透けて見えるようになっていきます。
いかがでしたか？今回はブラッシングについてお話させて頂きました。
抜け毛の多い時こそしっかりブラッシングしてください。
最後までご覧頂きありがとうございます
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