抜毛薄毛改善は食生活が大きく関係していると言われています。ではどんなものが悪影響で、どんな食品が良いのか。髪は普通に生えてくるものだと思っていても、自分の髪が抜け始めて「髪は普通に生えない」っと実感されます。今、髪の問題を抱えている方も、そうでない方も健康な頭皮、髪の維持の予防対策として、ご自分の背活習慣と照らし合わせながらこのブログを参考にされて頂けると嬉しいです。
薄毛に悩んでいる人はどれくらい?
薄毛に悩まれている方の人口は、1982年では約620万人。2004年の調査では1923万人と20年で2倍の増加になっています。
この増えかたは一概には言えませんが薄毛の原因の1つとして、高脂肪、高カロリーなど食生活の変化が考えられると言われています。
そして統計では仮にライフスタイルが変わらないと仮定しても、将来の人口推移(国立社会保障人口問題研究の調べ)から算出した薄毛率は2010年からは29%とおよそ3人に1人が薄毛の悩みを抱えています。
ちなみに日本人は世界約21か国の中では14位!
世界的に診ると日本人は比較的に薄毛になりにくいと言う事がいえます。
しかし アジアの中ではトップの薄毛率なのです。
上位に挙がっている国は
1位 チェコ 42.79%
2位 スペイン 42.60%
3位 ドイツ 41.24%
4位 フランス 39.10%
5位 アメリカ 39.04%
6位 イタリア 39.01%
7位 ポーランド 38.84%
8位 オランダ 37.93%
9位 カナダ 37.42%
10位イギリス 36.03%
薄毛には生活環境、食生活が密接なわけ
薄毛になる国のランキングいかがでしたか?
塩辛いもの、脂っこいもの、お酒などは頭皮、髪を生やすうえで悪影響を及ぼす場合がある事から言えば上位の国は確かに!と納得がいく結果だと思います。
チェコの人は主に肉が中心で野菜は少なめ、さらにドロドロの塩辛いソースを好んで食べるそうです。
更にピルスナー、ラガービールの発祥の地として知れていてミネラルウオーターよりビールの値段が安いという事もあって国民みんなが愛用されているそうです。
またスペインでは1日に5回も食事をするそうです。
スペイン料理は油もたくさん使うメニューが多くあるのと、暑い気候からビールやワインと言ったお酒類も大変好まれている国ですね。
やはり食生活では油やお酒などを多く摂取される国は肥満率も高いようです。
肥満の元はビールやお酒類だけではなく おつまみに問題があると言われています。
ビールを飲むとどうしても塩辛くて油っぽいものが欲しくなって、ビール、おつまみ、ビール、おつまみと・・・どんどん悪循環を招いてしまって肥満率が高くなり血液循環が悪くなる・・・健康を維持する事が難しくなって その結果髪も薄くなるという流れになります。
つまり!なにが言いたいのかと言うと 食べすぎ 飲みすぎは薄毛の大敵!
油っぽい食べ物も塩辛い食べものも。私も大好きです。(^^)
少量でしたら問題ないと思います。
ですが、食べすぎ飲みすぎは健康にも薄毛にも大敵です。
薄毛の上位に挙がっている国は油ものや、味の濃い食事が多く肥満率の人が増え、頭皮の毛穴に皮脂が詰まっている事が考えられます。
またアルコールを過剰摂取して肝臓に負担をかけてしまい髪の栄養素のたんぱく質がうまく作れない事で薄毛率が高くなる要素ではないでしょうか。
そういう意味でも日本は素材本来の風味やエキスを活かした“おだしの国” 和食文化と言う所から14位と言うのは分かる感じがしますね。
とは言え、日本も薄毛率が上昇している近年は食生活の欧米化が進んでいるからだと言えると思います。
肉料理中心の生活や塩辛いおつまみは、ほどほどに(^^)
“お酒を飲むときは同量の水を飲みながら”を意識される事をお勧めします。
食生活の改善
食べる事は生きていく上でとても重要な事です。身体の血や肉、骨になるものは私たちが食べたもので出来ているからです。髪の毛も同じです。あなたが食べた栄養は消化器官で分解されて血液中に入り身体の隅々まで運ばれていきます。髪は身体の末端ですので、バランスの取れた食事を摂る事が健康、育毛、発毛に大きく関係してきます。
髪に重要な栄養素
たんぱく質
髪の素材になるタンパク質です。
髪の90%以上はケラチンというたんぱく質で構成されているため、食事においては一日3回の食事のうち最低でも2回はたんぱく質を多く含む食べ物を摂るようにしましょう。
★肉類・魚介類・卵・大豆製品・乳製品
ビタミン
肉や魚、大豆などのたんぱく質を人間の体に合ったアミノ酸に合成する為に「ビタミン」が不可欠です。ビタミンには様々な種類がありそれぞれに髪に関係する働きをしています。
・ビタミンA・・・・頭皮環境
★豚レバー・鶏レバー・うなぎ・モロヘイヤ・大葉・チーズなど
・ビタミンB群・・・毛母細胞(毛根)の活性
(ビタミンB2、B6、パントテン酸、ビオチン)
★豚レバー・鶏レバー・牛レバー・アーモンド・あさり・しじみ・ごまなど
・ビタミンC・・・・頭皮環境、抗ストレス作用
★アセロラ・キウイ・ブロッコリー・赤ピーマンなど
・ビタミンE・・・・血行、抗酸化作用
★アーモンド・落花生・豆乳・うなぎなど
ミネラル
亜鉛、マグネシウム、カルシウム、鉄、銅、セレンなどミネラルと呼ばれる栄養素も髪にとって不可欠です。
★牡蠣・豚レバー・牛もも・千切り大根・鰹節・うなぎなど
育毛、発毛にたんぱく質、ミネラル、ビタミン類を積極的に摂る事がとても大切です。
まとめると
毛対策は油、味の濃いモノを食べすぎない事。
糖質、脂質などの過剰摂取は皮脂の分泌量が増え、頭皮の毛穴が詰まりやすくなり、頭皮トラブルの原因になりかねません。
また血中の中性脂肪値も高めて血流も悪くなり、頭皮や髪に必要な栄養が届かなくなります。三大栄養素だけ摂っていたら良いわけではありませんよー。
バランスの取れた食事を摂る事が健康な身体を作ってくれます。
今回お伝えしたかった事は薄毛対策は食事改善が重要と言う事です。
あなたの食べる物がこれからの育毛、発毛を担っています。
まんべんなく栄養が行き届くには・・・はやり和食がおすすめです。
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